今回はTOMIXレールの時代別レールの違いについて解説したいと思います。
現在のTOMIXのレールはFine track規格となっており、レールのジョイント部分の結合性が強化されています。今はダブルスリップポイントは三又ポイントなどラインナップも豊富ですね。
では、昔はどのようなレールだったか紹介いたします。
下の写真レールは二本とも茶色道床のレールとなていますが、よく見ると奥のレールと手前のレールでレールの色、形状が微妙に異なります。

奥側のレールはTOMIX誕生初期のレールでレールの断面が「I」ではなく、「⊥」のような形しています。またレールの色がシルバーがかかっています。おそらくステンレスだと思われます。それに対して、後期型のレールはレールの断面が「I」になっています。レールの色も黄ばんでいて銅が配合され導電率が上がっています。
しかし、この2つのレールを混ぜて使うのは危険です。ステンレスと銅では導電率が違うため、異なる種類のレールの接続部分で火花が散ることがあるからです。
なので、初期レールはさっさと中古に流しましょう・・・
Fine trackの前にグレー道床レールというのがあったのですが、Fine trackがすぐに登場して生産中止になってしまいました。
下の写真はFine trackレールです何か違いが分かりますか?

手前のS72.5のレールとその周りのレールで道床の色の配合が微妙に違います。また、72.5の枕木の幅が狭いです。こちらが後期Fine trackレールとなっており、4本セット箱入りで販売されています。初期Fine trackレールはブリスターパック2本入りで販売されていましたが、どういうわけかリニューアル後は4本箱入りに変わりました。
最後にPC枕木レールです。こちらも後期Fine track製で登場しました。ローカル線は木枕木というイメージが強かったのですが、最近はローカル線も順次PC枕木に交換されつつあります。

こうして中途半端にPC枕木レールを入れると見栄えが悪いですね・・・
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