2021年8月末にマイクロエースよりしまんトロッコが再販されました。人気があるせいか、ネット上では即完売です。日本橋のスーパーキッズランドか、地方の模型屋さんならまだあるかも。
しまんトロッコは実は日本初のトロッコ列車で、1984年の国鉄時代に登場しました。トロッコは無蓋貨車のトラ45000形が改造され、簡易な屋根と座席が取り付けられています。定期列車のキハに連結して走る姿は今も昔も変わりません。
<1994年頃のしまんトロッコ>

さっそく開封して走行させました。ヘッドライトとテールライト、ワンマン表示と行先表示がLEDで光ります。

主役のトロッコです。トロッコの木造枠部分の表記や屋根の表記が細かくて良いですね。キハ54もトラ45000も幌は片側(宇和島方面)に取り付けられています。(写真では幌有側同士を連結しています。)

反射板が両側の妻面に最初から取付られています。

ちなみにマイクロエースの2両編成のパッケージが新しくなっていることにびっくりしました。
マグネットで開閉できるようになってました。


さて、TNカプラー化していきます。
キハ54形の方はボディーを外して、アーノルドボディマウントカプラーを外します。

逆の手順でTNカプラーを取り付けて完了。排障器が床下パーツのマウント部分とTNカプラーのスカート取付穴にうまくはまらないと取付できないため、若干難しいです。

次にトロッコのTN化です。
カプラーポケットを親指と人差し指で摘まんでちょっと強くつかんでやると、簡単に外れます。

カプラーポケットにTOMIXのアーノルドカプラー交換用のTNカプラー(Sカプラー)を取り付けます。取りける際はスペーサーは無しでOKです。

★完成★

カーブやポイントでも問題なく通過できることを確認しました。

カプラーの色はキハ54形がグレー、トロッコが黒が実車どおりとなります。
実車と比較すると、実車は窪川方面に向かってキハ54形の左後ろにJRマークが表記されていますが、模型の方は左前方側に表記されています。
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コメント
木 木寸 ネ谷 二
往年のものとは違いすごくよくなってきていますな。
ところで小生、
実は国鉄~JR車両のNゲージを(一部を除き)手放しました。
というのは、どうしても狭軌車両の9㍉軌間とのアンマッチ感が見過ごせず・・・
なので、所有するNゲージは標準軌の近鉄や阪堺電軌に絞ります。
路面電車が好きなんで、京阪の京津線・石山坂本線も残します。
トミーテック琴電をこれから買い揃えてもいいかな、と。
国鉄~JRモデルで手元に残すのは、
キハ81、キハ82、キハ181、キハ58/28と、名鉄キハ8000だけです。
2021/09/30 URL 編集
TAKATASHI
京津線と石山坂線で浜大津をジオラマで再現してみたいですね。
2021/10/02 URL 編集