ガソリンスタンドによる悪質な無料点検サービスの噂はちらほら
聞いていましたが、まさか自分がそれに遭遇してしまうとは。。。
本当にまさかなんです。
大手石油会社の看板をかかげているところが、悪質だなんて誰が想像できるでしょうか。
私の場合、ガソリンの給油ついでにタイヤの空気圧を見てもらうように依頼しました。対応してくれた店員さんは、とても愛想が良く、洗車を勧めてきたりもしましたが聞き流していました。そんな中、「ついでにエンジン回りも見ておきますのでボンネットを開けてください。」と言われて、言われるがままに開けてしまった。開けてしまったのだ…
店:エンジンオイルきれいですね?
私:ええ、先日交換したばかりなので。
店:バッテリ、ブレーキオイル、冷却水は異常ありませんでした。
と、簡易な点検チェックシート見せながら説明する店員
私:あ~はい
店:ワイパーのウォッシャー液が減っているので、補充しましょうか?
私:そんなに減っていますか?
店:いえ、空というわけではないですが…
私:おいくらですか?
店:1000円になります
私:やめておきます
店員の手元に持っている簡易チェックシートにはそこまでしか載っていないにも関わらず
店:パワステのオイルがだいぶ交換されていないみたいなんで、交換したほうがいいですよ。
私はここで、悪徳商法にひっかかっていると直感した!!
なぜならこの車は今年2月に車検を終え、必要なオイルはすべて交換したばかり。オイル回りに異常があるはずないと思ったからだ。私はパワステオイルがどれくらいの頻度で交換しているか知らないけど、とりあえず・・・
私:2月の車検で交換したと思うんですけど
店:ええ?そうなんですかぁ…
と怪訝そうな店の返事。
店:あと、エアコンオイルが減っていたので、補充しないと焼きつきますよ?夏場、よく使われたようなので今のうちに補充しておいたほうがいいですね。
私:(まだあるのかよ!エアコンオイル!?はぁ?@心の声)
私;いえ、結構です。
悪徳商法と分かってはいたけれど、やっぱり不安なのでディーラーへ赴き、ガソスタに指摘されたところを点検してもらいました。
結論:まったく問題なし!
パワステオイルはメンテフリーなので、極度に減ったりしていない限りオイル交換はしないとのこと。
エアコンオイルはそもそも確認のしようがないこと。
最悪エアコンのガス漏れだという意味にしても、私の車は問題ないとのことでした。
ガソスタの店員さんは、パワステオイルを普通交換しないものと知っていたのでしょう。あの時、怪訝そうな顔をしたのも納得です。
普段整備しないような箇所を指摘してドライバーの不安を煽り、整備料金を請求する悪質な商法、いや「詐欺と言っても過言ではありません。
明日、さっそく大手石油会社の窓口へ苦情を申し入れようと思います。
タイヤの空気圧を見てもらおうと思ったのは、通常より高い空気圧で車が浮いている感覚だったのと、四輪各タイヤの圧がバラバラだったので、適正圧に改善して乗り心地をよくするためでした。
2021年10月現在、当該ガソリンスタンドは閉鎖されております。
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